仕事・時間管理

時間管理の大前提とは?日常生活をジャンルごとに分けて割合を出すとこうなる!

目次

時間を整理する

時間管理というけれど、時間とは一体何なのか?
緊急度と、重要度をマトリクスのグラフにしてというのは、有名な話ですが、
あくまで部分的なテクニックです。

まずは、大前提となる、「時間」を整理していきます。

普段私たちはどんなことに、どれくらいの時間を使っているのか?
これを知らないと、部分的な時間管理だけで満足してしまうことになります。

1日、1週間、1か月、1年、時間管理は人生をも変える力を持っています。

まずは、時間の区切り方から見ていきましょう。

時間の区切り方

私たちがよく使っている、「時間」と「分」で区切り方を整理してみました。

単位 時間
1時間 1時間 60分
1日 24時間 1440分
1週間(7日) 168時間 10080分
1か月(30日) 720時間 43200分
1年(365日) 8760時間 525600分

1年は52週
半年は26週
1か月は4週~5週(1か月単体だと月によって違う)

これは、大前提となる、時間の母数です。
このうち、何割が睡眠時間や、日常生活、仕事や学業、自由時間として使えるのか?
計算したことない人は、まず確認してみましょう。

私たちが、普段どんなことに時間を使っているのかまとめていきます。

まずは睡眠時間

「まだ一度も寝たことがない。」という人はいないと思います。(笑)
そのため、まず睡眠時間から確認します。
1日24時間のうち、7時間前後が睡眠の平均ですので、以下の表にまとめてみました。

睡眠時間

単位 時間 割合
1日 7時間 420分 1日の3割は寝ている
1週間(7日) 49時間 2940分 1週間のうち2日は寝ている
1か月(30日) 210時間 12600分 1か月のうち、1週間寝ている
1年(365日) 2555時間 153300分 1年のうち106日間は寝ている

よく耳にする、人生の3分の1は寝ているというのは、このことですね。

次に日常生活の時間

最低限の健康管理に使っている時間です。日常生活です。
トイレに行ったり、歯を磨いたり、お風呂に入ったり、食事をしたり、移動したりする時間です。ざっくりですが、1日あたりに必要な時間をまとめました。

移動 60分
朝食 10分
昼食 20分
夕食 30分
トイレ 30分
歯磨き 10分
お風呂 20分
合計 180分(3時間)

買い物や家事や育児などは含んでいません。
移動は60分ですが、もっと増えそうですね。
それらを考慮して、まとめると以下です。

・3時間÷24時間=12.5%
・4時間÷24時間=16.7%
・5時間÷24時間=20.8%

日常生活は、2割いくかいかないかくらいですね。

最後に仕事時間

仕事をしている時間は、人によって異なります。
そのため、平均的な時間をネットで調べました。

・勤務時間:8時間/1日
・残業時間:40時間/1か月
・出勤回数:20日前後/1か月
※残業40時間÷出勤20日=2時間。毎日2時間残業していることになりますね。

つまり、10時間前後は仕事をしているという計算になります。

単位 時間 割合
1日(10時間) 10時間 600分 1日の4割は仕事
1週間(5日) 50時間 3000分 睡眠時間と大体同じ
1か月(20日) 200時間 12000分 睡眠時間と大体同じ
1年(260日) 2600時間 156000分 睡眠時間と大体同じ

※年間休日は(土日のみとして)2日×52週=104日で計算

1日だけで見ると、仕事が4割ですが、週休2日だとしたら、仕事は3割程度になります。
つまり、仕事をしている時間は大体3割くらいです。

結果を整理します

項目 時間(大体) 割合(大体)
睡眠時間 7時間 30%
日常生活 5時間 20%
仕事時間 10時間 30%
自由時間 2時間 20%
合計時間 24時間 100%

人生のうち、自由な時間は20%しかないんですね。
時間管理を行うことで、この自由な時間をもっと増やしていきたいですね。

最後になりましたが
実は、総務省統計局の「社会生活基本調査」では、何に時間を使っているのか調査して統計を取っています。活動内容の区分も詳しくのっているので、参考にしたい方は、あとでチェックしてみて下さい。